村上春樹『ノルウェーの森』は何だかよく分かりませんでした。
みんなが「名作」と言えば言うほど、焦って理解しようとしたけど、
ちんぷんかんぷんでした。
この小説から国語問題が出題されたら、私はダメでしたね。
作者の気持ちどころか、主人公の気持ちも分からない。
もっと言うなら、この小説のどこに感動したのか、
読者の気持ちもわからない。
決して「モンク」を言ってるのではなく…。
あと、「ライ麦畑でつかまえて」も意味不明でした。
![]() | ライ麦畑でつかまえて J.D.サリンジャー、野崎 孝 他 (1984/05) 白水社 この商品の詳細を見る |
これを読んだとき、個人的には何も得るものがなくて、
自分の感性だけが鈍っているのでないかと相当落ち込みました。
みなさんはどうです?
私は名作と評価を受けてる作品は、できるだけ
読むように心掛けています。
例えば『ライ麦畑で…』くらいの作品になると、
世界的なベストセラーだから、みんながあらすじを知ってて
当然のような雰囲気が悔しいからかもしれません。
現に『ノルウェーの森』の中でも、
レイコが主人公(男性)に向かって
「あなたって何か不思議な話し方をするわねえ。
…あの『ライ麦』の男の子の話し方を真似してるわけじゃないわよね」
なんて言ってましたよね。
ちなみに、アメリカ合衆国のレーガンやジョン・レノンを殺そうとした
犯人がこの小説の熱狂的ファンだっと聞きました。
とにかく、こういうのが私はすごく悔しい…。
(負けず嫌いな性格なもんで)
でも忙しいということあって、長編を読むのは面倒なので
少年少女文庫を読んでごまかすことも多々あります。
この作品もそうでした。 ↓
![]() | オリエント急行殺人事件 高松 啓二、アガサ クリスティ 他 (1999/11) 講談社 この商品の詳細を見る |
この犯人には、ほんとにビックリしました!
決してミステリーファンじゃなかったけれど、アガサには完敗。
「オリエント急行殺人事件」でアガサ・クリスティのファンになった私は
続けて「アクロイド殺人事件」も読みました。
![]() | アクロイド殺人事件 アガサ クリスティ (1998/09) 偕成社 この商品の詳細を見る |
上記2冊の犯人を探し出せた人がいたら、私はお目にかかりたい。
絶対に無理。
わが家では、長男がマンガ『名探偵コナン』のファンで
そのついで(?)に、アガサ・クリスティの小説も読んでます。
先日、私が長男に向かって
「ねえ、私が冷蔵庫の中に隠してたコーヒーゼリー食べたの誰?」
って聞いたとき、長男は冷静に
「いわゆるオリエント急行殺人事件だね!」。
私は、それで犯人が誰かピンときました。
そして最後は童話です。
むかし「赤いろうそくと人魚」小川未明 作
っていう童話がありましたよね。
あらすじを覚えている人、いますか?
突然、そんなことが気になって買ってしまいました。
| 赤い蝋燭と人魚 酒井 駒子、小川 未明 他 (2002/01) 偕成社 この商品の詳細を見る |
何度読んでもすっごく暗い話…。
まあ、大正10年頃の作品だから仕方ないか。
実は、作者の小川未明は、昭和28年あたりを境にして、
一挙に批判の嵐にさらされます。
未明童話は、呪術的呪文的であって、未熟な児童文学という
批判でした。これで書店から未明童話が消えていきました。
しかし、昭和45年頃になって、未明は再評価されることに
なります。紅野敏郎や柄谷行人らが、未明の作品の中に
「風景としての児童」に注目しだしたのです。
なんだ、そりゃぁって感じですけど。
いま小川未明は賛否両論の中にいます。
みなさんもぜひ本屋さんで立ち読みしてください。
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