昨日「クレオパトラ・ソープ」を買って帰りました。
クリーミィな泡立ちと高貴な香りのイタリア製の石けん。
日本でもファンが多く、今では輸入雑貨のお店やインターネット等で
簡単に入手できるようになりました。
定価は315円(税込み)。

この香りには、私の若かりし頃の思い出が詰まっています。
バドミントンで初めてヨーロッパに行ったとき
外国のホテルでこの石けんに出会いました。
湯上がり後も、いつまでもほのかにいいニオイが香り、
とても感動しました。
この香りは、わたしの青春時代そのものであり、
ある意味、癒し系のストレス解消グッズですから、
これで315円は安い!
「ニオイの記憶」って鮮明ですよね。
みなさんも、何かも拍子に
「これ、うちのお母さんの香りだ!」
「これ近所の公園のニオイだ!」とか、
急に思い出したりして、
ハッとしたという経験はありませんか?
最近わが家では定番の洗濯洗剤を、
私の気まぐれで別のものに変えたんですが、
すかさず次男が「これ、幼稚園の栗原先生のニオイだ!」と
叫びました。
ちなみに私は一度だけ、
「春の香り」に泣いたことがります。
そう、意外とロマンチストなんですよ(笑)。
高一から高二になる春休み(3月)のことでした。
バドミントン部の長期合宿があって、
毎日、精神的にも体力的にも苦しくて
泣かない日がなかったくらい
毎日監督にしごかれました。
その2週間後、苦しい合宿も終わり、
やっと自宅に戻ったとき、
自宅周辺に菜の花の香りが漂っていて、
「ああ、世間は春なんだ」と
ハラハラ泣いてしまったのです。
…毎日、窓を閉め切った体育館の中で
私はバドミントンのことしか考えていなかったけれど、
世間はいつもの年のように、
しっかりと春を迎えている。
どんな木も花も、ちゃんと冬を越して
確実に成長しているという事実に感動しつつ、
そこに自分のつらい体験を重ね合わせたりして、
突然涙が止まらなくなってしまいました。
玄関脇で、娘の様子に気づいた父親は、
何も言わずじっと見守っていてくれました。
それ以来、毎年春の香りを感じると
「植物のようにしっかりと成長しているか?」
あるいは、季節の変化にも感動するくらい
「本気になって取り組んできたか?」
と自らに問いかけています。
春の香りは、わたしにとっては
高校時代の思い出と同時に、
緊張感を与えてくれる貴重な存在でもあります。
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