新潟 人材派遣業 株式会社ファインズ
新潟市に本社を置く人材派遣業「株式会社ファインズ」の社長日記です。
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2008/01/16 Wed 12:33:14  E d i t


「福祉・慈善活動」を無視して生きてる
わけではありませんが、
自分の中で具体的なイメージがないために、
なかなかその第一歩が踏み出せません。


イギリス・スウェーデン・デンマーク等の
福祉国家と言われてる国の事例集を読み、
理論的には(多少)知っているつもりでも
まだまだ知らないことがたくさんあります。

実際そこに住んでいる人たちは

どのように活用しているのか?
あるいは受け入れているか?
あるいは嫌な思いをしているのか?
文句はないのか?
そういう生の声を知りたいとずっと思っていました。


そんなふうに思っていたら
一昨日、いい本を見つけました。



盛りを過ぎてもへこたれない国イギリスに学べ盛りを過ぎてもへこたれない国イギリスに学べ
(2007/10/31)
マークス 寿子

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この本には、イギリスという国のいろんな話が載っていて、
「ボランタリー活動」についても詳しく書かれています。

イギリスではそれを文化として定着させるために、
国家としてどんな工夫をしてきたのか?
これについて、とても興味深い「答え」を見つけたので
一部抜粋して紹介します。

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■田舎の村の小学生たちは水泳を習い始めると、
その成果を評価してお金を出してくれるスポンサーを探す。
子どもたちは「夏休みにプールを十回往復できるようになったら
いくらくれますか?」というふうに大人に頼みに来る。

これはチャリティー活動のため、
ボランタリー活動のためだということを
私たち大人は分かっているので、
「それでは千円あげましょう!」とそれを紙に書いていく。
「○○さん、千円」というように。

一人で何人かのスポンサーを見つけて、もしも十人ならば、
その子が十回ちゃんと往復できたら、
その子は千円ずつ一万円集めるということになる。

その子は、夏休みのある日プールを往復泳ぐのだが、
そこにはちゃんと監督の先生がいて、ずるなしに十回泳ぐと
判子を押してくれるのである。

そうすると、彼はその判子のついてる紙を持ってきて
「ちゃんと泳ぎました!」と言って私にその紙を見せる。
すると私は千円を出す、ほかの人たちも出す。
 
こうして集まった一万円を、その子は全額
学校がかかわっている慈善事業に寄付する。
このことが、その子にとって非常に誇りになるわけである。


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…このように、イギリスの子どもたちは、
毎年何をするか考えることも
楽しみの一つになっているようです。

つまり、普段自分がやっていること、
例えば「かけ算の九九が百回言える」みたいな
努力目標を自分で決めて、いろんな人たちと約束を交わし、
そして結果を出したら、約束のご褒美を集めに回り、
それを全部寄付するということが
イギリスの子どもの奉仕活動、慈善活動の中心を
なしているようです。

日本の場合だと、
「かけ算の九九」が正確に言えたら、
お母さんからご褒美をもらい、
そして、それを貯金したり、
自分のオモチャを買たりするというのが、
普通の家庭だったりしますが…。


このように、日本とイギリスを比べると、
「子ども」と「お金」の関係に大きな違いがあるのですね。


これは社会の中での、
このようなことへの「評価の仕方」に大きな問題があると、
著者のマークス寿子さんは指摘しています。


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■慈善事業などにお金を寄付するということを
みんなが評価して、それが学校の成績にならないとしても、
子どもたちの生活の中で、
「いいことをやっている子」だという評価につなげることを
社会がやらない限り、
ボランタリー活動とか慈善活動というのは
自己満足に終わってしまうだろう。

「誰も評価してくれないのから嫌!」ということになって
しまうのではないかと思う。

反対に、お金を貯めた子とか、
小学校4年生だけど株をやって儲けた子なんかが
評価されるようなことになれば、当然、無償でやる奉仕活動は
いくら政府が力を入れても、
子どもたちは「そんなことしたって何にもならないよね」
ということになってしまうのではないかと思う。
 
従って、国が奉仕活動やボランタリー活動を
広げていきたいと本当に思うのだったら、
ここから手を打っていかなければならないだろう。■

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イギリスでは、どこの学校でも子どもが小さいときから
ボランタリー活動をやらせていますが、
決して強制ではなく、それで成績をつけたり、
単位をとったりということはしていないそうです。

しかし、彼らが学校を卒業するときから、
「履歴書」にはどんなボランタリー活動をしたかを
きちんと書かかなければならず、
そのことが一生ついて回ることになります(!)。



ちなみに、イギリスでは
1970年くらいから政府の方針で、
ボランタリー活動の「NPO」が作られています。

ボランタリー活動は、
好きな人が勝手にしなさい、
奉仕したい人が勝手にやってください、
ということでは絶対にうまくいかないことを
イギリス人は知っています。


ですから、ボランタリー活動に参加する人たちには
訓練のプログラムが用意されており、
「活動を通して知った情報は、他に漏らさない」等の
厳しいルールも設けられています。




このように、ボランタリー活動については、
まだまだ私たち日本人が
他国に学ばなければならないことが
たくさんあります。


しかし、少子化問題を抱えているわが国が
絶対に定着させていかなければならない活動、
その一つが、私はこのボランタリー活動だと思ってます。











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コメント
この記事へのコメント
自分のお小遣いにするためではなくて頑張るところがすごいと思いました。さらに今の日本でこんなことをしたら、親の方が「そんなバカなことしていないで勉強しない」って怒りだしそうな気もします。ちょっと寂しい。
2008/01/18 Fri 21:52:56
URL | yokohaya #vNZghXcs[ 編集 ]
韓国の子ども達に日本語を教えるボランティアをしていますが、
好きな人が勝手に・・・
奉仕したい人が勝手に・・・では うまくいかないなあと実感します。
今年は、イギリス人から学ぶぞっ!
2008/01/19 Sat 00:01:39
URL | いむ #-[ 編集 ]
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