彼女は、韓国在住の新潟県人(既婚者)です。
いわゆる在韓日本人。
わたしの前の会社の後輩でした。
私と彼女より、私と彼女のお母さんとのほうが
年齢が近かったのに、
しかも、社内にはほかにも大勢の後輩がいたのに、
不思議と、二人だけで何度も一緒に食事をしました。
なんでかなあ? 今でも謎だ!
ところが、入社して間もない彼女が、ある日
突然「わたし会社を辞めることにしました」と
相談ではなく、報告にやってきました。
「看護婦になります」と言うのです。
彼女は県内の進学高を卒業し、新潟県内のゼネコンに
正社員として就職したのに、そのわずか数年後に、
人生の方向転換を決断しました。
Jちゃんが看護学校に入学したばかりの頃に、
弾んだ声で電話がありました。
「毎日、若い学生に混じって勉強頑張ってます。
わたし事務職よりも、こっちが楽しいです!」
それまでは、私が若い彼女を育てているような気でいましたが、
知らないうちに二人の立場は「対等」→「逆転」していました。
本人の前では一度も言ってませんが、
Jちゃんのことは正直「すごいなあ」とずっと思ってます。
看護士・保健婦としての資格を取得後、
彼女は、かの有名な東京「聖路加病院」に就職しました。
なんと看護士としてのエリートコースを歩き出したのです。
わたしが彼女の夜勤明けを襲って電話をすると、
彼女は、ちょうど命の尊さについて思い悩んでいるときだったり、
あるいは、韓国人の彼氏との楽しい時間を過ごしているときだったりで、
いつもびっくりさせられましたが、電話を切る前は
くだらない話でゲラゲラ大笑い、そしてさよならを言うのが
私たちのスタンダードでした。
ところが、今年2月、私が大学病院で手術入院しているとき、
わざわざJちゃんが東京からお見舞いに来てくれました。
同時に、がん治療に専念していた私の妹のことも心配してくれて
東京に戻ってからも、私の携帯電話に、
毎日のように介護情報をメールしてくれました。
わたしと母親は、
「他の人からこんなに気にかけてもらえるなんて、
わたしたちは不幸じゃなくて幸せだね」と大泣き…。
Jちゃんは、この春、聖路加病院でのキャリアを捨てて
ご主人とともに韓国に行きました。
あっちで何をして過ごしているのか、ずっと謎でしたが、
昨日このブログのコメント欄に突如出没。
「出世払い」という口約束で
いままで何度もおごってあげたけど、
そろそろ返済してもいい頃…。
Jちゃんへ。
もしもこれを読んでたらすぐに行動を起こしてください。
「私のシモの世話をすることで恩返ししようなんて思わず、
早急にパク・シニャン氏(韓国TVドラマ『パリの恋人』主演俳優)との合コンを設定してくれたら、
いままでの数々の無礼を許します!」

↑パク・シニャン(ドラマの一場面! しびれる〜)。
シニャンの良さがさっぱり理解できないJです。
K社長にこんな風に思われていたなんて〜と、ただ今、有頂天です。
会社員時代に、K社長から様々な世界のお話を聞かせていただき、
自分の人生を指でなぞった時に、平坦な人生より、
でこぼこがあるような人生が楽しそう!と今まで突き進むことができました。
何も知らない、おバカな私を、社会人としてだけでなく、
人間としても育てていただいて、本当に、本当に、K社長に感謝しています。
K社長からの助言や叱責があったからこそ、
こんなに楽しい人生がおくれているのだと思います。
うちの旦那さまにシニャンのお面をかぶってもらいながら、
「日本料理 吉兆」で、お食事でもいかがでしょうか。
お約束のシモの世話も、ぜひさせてください。
カテーテル入れるの上手いですよ、私。
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